マインドフルネスの基本的なやり方

こんにちは、医師・マインドフルネス講師の植田真史です。私たちの日々は、気ぜわしい瞬間で溢れていますね。この「今」をどう生きるか、それがまさにマインドフルネスの核心です。今回は初めての方向けにその実践の一歩を踏み出してみましょう。

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1.呼吸とともに「今」を感じる.

マインドフルネスの基本は、現在の瞬間に注意を向けることです。最もシンプルな方法は、呼吸に意識を集中することです。目を閉じ、静かに呼吸に意識を向けます。吸う息、吐く息。感じる空気の流れ、胸や腹が動く感覚に集中します。心が散漫になったと感じたら、気にすることなく淡々と再び呼吸に焦点を戻すことで、心は「今」の瞬間に根を下ろします。

2. あるがままの自分を受け入れる

マインドフルネスでは、現在の自分をそのまま受け入れます。浮かんでくる感情や思考に対する価値判断や評価を脇において、ただその存在を認識します。これにより、自分の内面と優しく向き合い、自分を深く理解することができます。思考や感情が浮かんできたら、それをただ観察し、流れていくのを見守ります。

3. MBSR:心の平安のためのプログラム

マインドフルネスをさらに深めたい方は、MBSR(マインドフルネスストレス低減法)を学ぶことをおすすめします。この8週間のコースは、瞑想やボディスキャンやマインドフル・ヨガなどの実践を通してマインドフルネスの力を養い、日常のストレスや困難に対処する方法を学びます。MBSRは、心の平安と安定を求めるすべての人々のための有効な手法として世界で認知されています。

日々の実践とともに

心の中に静寂と平穏をもたらすマインドフルネス。これは日々の実践を通じて、徐々にその効果を感じるものです。始めは難しく感じるかもしれませんが、筋力トレーニングのように続けることでその価値を確かに感じるでしょう。

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