実践ガイド
MBSRの定番の
実践(プラクティス)ガイドを公開
呼吸瞑想
呼吸に意識を集中する瞑想です。
呼吸をコントロールせず、自然な呼吸のまま、吸う息と吐く息を感じ続けます。
呼吸によって生じる、鼻を通る息の感触や、胸やお腹のかすかな膨らみや縮みなどを感じます。
途中でなんらかの思いや感情が浮かんできて、意識が逸れていることに気づいたら、また淡々と意識を呼吸に向け直します。
ボディスキャン
身体の感覚に気づく実践(プラクティス)です。
スキャナーでスキャンするように、足の先から頭のてっぺんまで順番に、体の隅々まで意識を向けて、体の感覚を探ります。
自分の体には、初めて出会う感覚があるかもしれないという好奇心をもって、集中して注意を向けます。
途中でなんらかの思いや感情が浮かんできて、意識が逸れていることに気づいたら、また淡々と意識を体の感覚に向け直します。
MBSR8週間プログラムでは、主に第1週〜第2週に行う最初の実践(プラクティス)です。
臥位のマインドフル・ヨガ
横たわった姿勢(臥位)で行うマインドフル・ヨガです。
マインドフル・ヨガの目的は、きれいなポーズをとることではなく、動きに伴う身体の感覚を感じることです。
自分にとって適切でないと感じる動きは行わないか、あるいは途中まで行ったり、形を変えるなど、セルフケアを大切にしてください。
MBSR8週間プログラムでは、第3週から本格的に行われる実践(プラクティス)です。
立位のマインドフル・ヨガ
立った姿勢(立位)で行うマインドフル・ヨガです。
マインドフル・ヨガの目的は、きれいなポーズをとることではなく、動きに伴う身体の感覚を感じることです。
自分にとって適切でないと感じる動きは行わないか、あるいは途中まで行ったり、形を変えるなど、セルフケアを大切にしてください。
マインドフル・イーティング
五感を総動員して、食べるという行為に細かく気づく実践(プラクティス)です。
マインドフル・イーティング、食べる瞑想と言われます。
代表的な食べ物としてレーズンが使われるので、レーズン瞑想、レーズンエクササイズとも呼ばれますが、レーズン以外の食べ物でも問題ありません。
意識を集中して、食べ物自体をよく観察したり、食べる過程で起こる口の感覚を探ったりすると、さまざまな発見があるでしょう。
MBSR8週間プログラムでは、第1週に行われる実践(プラクティス)です。