「マインドフルネスストレス低減法とは?」ー その内容をご紹介!

こんにちは、医師・マインドフルネス講師の植田真史です。今回はマインドフルネスストレス低減法(MBSR)の内容についてお話しします。8週間のプログラムは、週1回のレッスンや、毎日のホームワーク、1日の長時間レッスンなどで構成されています。

【メールマガジン】無料の定期瞑想会のご案内などをお届けします。ニックネームとメアドだけで登録完了。お気軽にどうぞ!(登録解除も簡単)

【マインドフルネスストレス低減法(MBSR)】次回の開催情報や8週間コースの概要はこちらから!

マインドフルネスストレス低減法(MBSR)とは?

MBSRとは、自分の心や身体の状態を見つめ、それをあるがままに受け容れることを習得することで、ストレスの軽減や痛みの緩和などの効果が実証されている8週間のプログラムです。
MBSRではマインドフルネスを使って、現在の瞬間に集中し、価値判断や評価を脇において観察するトレーニングをします。マインドフルネスは、感情のコントロールや集中力を高めるだけでなく、苛立ち、不安、痛みなどを改善する効果が科学的に証明されています。


■MBSRの主な内容

MBSRは、以下のような内容で構成されています。

  • 週に一度のレッスン(2.5時間)
  • 毎日のホームワーク(45〜60分)
  • 6週目に行われる6時間の長時間レッスン(終日プログラム/1日リトリート)
  • マインドフルネスやストレス対応法などの講義、質疑応答

レッスンでは、マインドフルネスのさまざまな方法を実践します。
たとえば、呼吸や身体感覚に集中するボディスキャン、座って呼吸などに集中する瞑想、身体感覚に集中してゆっくり動く簡単なヨガなどです。
また、受講者同士でマインドフルネスの体験について共有して、お互いに学び合います。

ホームワークでは、レッスンで学んだマインドフルネスの方法を毎日実践します。
ガイド音源も聞きながら45〜60分間行います。
ホームワークの継続的な実践によってマインドフルネスの力を養います。
また、マインドフルネスの実践の習慣化が容易になります。

長時間レッスン(終日プログラム/1日リトリート)では、それまで学んできたマインドフルネスの方法を連続で実践します。
話すことや電子機器を使うことは控えて、自分と向き合う時間を持ちます。
この6時間は、マインドフルネスの深さや広がりを感じる貴重な機会です。

マインドフルネスやストレス対応法などの講義は、実践ほど時間をかけませんが、実践と並行して知識を得ることで理解が深まり、習得が早まります。


■まとめ

MBSRはマインドフルネスを使って、心身の健康を向上させるプログラムです。
MBSRに参加することで、ストレスや苦しみに対処する力だけでなく、自分自身や人生に対するポジティブな姿勢も身につけることができます。
MBSRは自分の人生を見つめ直したいと思う人におすすめです。

コメントを残す