今日もお話をしていきたいと思います。
「フル・カタストロフィー・リビング」っていう本の動画を作らないといけないんですけど、ちょっといろいろなお仕事のお話が、同時並行していたりして、なかなかできていなくて申し訳ないんですけども。
せめてこのお話だけは毎日平日に上げるようにしておりますので、少しお待ちいただければと思います。
それで、今日の話題なんですけれども、瞑想の時間の長さについて話したいと思います。
よく受けるご質問として、瞑想は1日5分とかでも効果がありますかとか、やっぱり1日30分くらいしないとだめなんでしょうかとか、そういうふうに聞かれることがあるんですよね。
それで、僕からの答えとしては1日5分でもいいので、まずは毎日続けるところから始めてはどうでしょうか、というふうにお答えするんですよね。
なんでそういうふうにお答えするのかっていうと、僕の思う瞑想って、本質的には自分自身やなにか心に思い浮かべる対象を大切にする、っていう気持ちを養っていくものなのかなって。
なにかを大切にするっていう行為そのものなのかなって思うんですよね。
ちょっと抽象的な表現で申し訳ないんですけど。
なので、瞑想で自分自身の思いや考えとか、体の感覚とかに注意を向けているときって、とりもなおさず自分自身を大切にしている時だと思うんですよ。
というわけで、1日5分であっても、そういう時間は取った方が良いのではないかという思いで、そういうふうにお答えしているんですよね。
ちょっと例として挙げたいんですけど、例えば家族や身近な人との関係を考えた時に、忙しくて、もう一日5分でも一緒にいて、ちょっとお茶を飲んだりとか、お話をしたりする時間がある方が、ないより良いと思いませんか?
僕はそう思うんですけど。
なので、そういう時に例えば家族と1日30分以上は過ごしたほうが、人間関係の向上に効果がありますかね?みたいな質問をする人は、あまりいないと思うんですよ。
それは、たぶんする方が良いというのは、ある程度もうわかりきっているという感じだと思うんですよ。
でも、こと自分の話になると、さっきみたいな質問が出てくるわけなんですよね。
1日5分でもいいでしょうか?とか、1日10分じゃあ少ないでしょうか?とか。
少なくても、自分と一緒にいる時間は、取った方がいいと思うんですよね、僕は。
なので、かけがえのない自分自身というものと一緒にいるっていう、そういう意味で、瞑想を捉えたときに、やっぱり1日5分でも行ったほうがいいんじゃないですか、っていう話に僕はなると思うんです。
それで、例えば研究とかで、何分の人よりも何分の人の方が、例えばこういう指標が有意に高かったですよとか、そういうことは言えるとは思うんですけれども、そういうのは比較的、枝葉末節というか、本質ではないのかなと思うんですよ。
僕が思う本質っていうのは、大切にするということ。
それは短くても、大切にすることになるんだ、ということなのかなって思うわけなんです。
というわけで、今日は瞑想の時間について話してみました。
まあいろいろと考え方があると思うんですけど、僕はこんな感じで今考えています。
では失礼します。