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「日本よ、世界の灯となれ──千年の智慧を今に」MBSR創始者ジョン・カバットジン博士のことば(マインドフルネスストレス低減法)


日本社会とマインドフルネスの可能性

さて、もう一度お話ししますが、私は日本社会について詳しくは知りません
たとえばイギリスでは、議会において何百人もの議員たちが、下院でも上院でも8週間のマインドフルネスプログラムを受講して、とても気に入っているんです。

順番待ちリストさえあるほどです。
想像してみてください──立法機関が「今ここの意識」を養っているのです。

それは、政治や経済の判断、法律の制定などに影響を与えるかもしれない、より深い叡智や思いやりをもたらす可能性があります。


幸福の新しい指標を求めて

そして、彼らは深い問いに向き合っています
たとえば、GDPという尺度が社会の「幸福度」を測るうえで本当に唯一の正しい指標なのかどうか

むしろ「国民総幸福量」などの方向に関心が移りつつあるんです。
あの小さな国ブータンが使っている、あの指標のことですね。

今では、イギリスのマクロ経済学者や議員たちが、そういった観点に真剣に目を向けているのです。


超党派の取り組みと「マインドフル・ネーション」

そして全政党が連携してマインドフルネスに関する報告書をまとめています。
それは正式な文書となり、タイトルは「マインドフル・ネーション」──イギリスのことです。

そのタイトルは、ある本から「拝借」しちゃったんですよ。
アメリカの下院議員であり、私の友人で生徒でもあったティム・ライアンが書いた本のタイトル、
それがまさに「マインドフル・ネーション」だったんです。


静かな革命と日本の役割

ですから、少なくともアメリカとイギリスでは、
おそらくスウェーデンでも、議員たちがマインドフルネスを実践している

これは、ちょっとした革命だと思います。どうなるかは分かりませんが──

忘れてはいけません。
イギリスには千年に及ぶダルマ(仏法)の歴史はありません
アメリカにも、スウェーデンにも、そのような歴史はない

でも、日本にはあります


世界の灯火としての可能性

では、日本はこの伝統とどう向き合うのでしょう?
もしかしたら何もしないかもしれない

でも、もしかしたら──「世界の灯火」となるかもしれません。
ブッダがかつて語ったようにね。

ただし、ここで言っているのは「仏教」という宗教ではなく
普遍的なダルマ(仏法)の智慧の表現のことです。

それは古代の伝統に根ざしながらも、まったく普遍的で、驚くほど現代的でもあるのです。

さまざまな苦しみやドゥッカ、不満といった、現代にいつも直面することに応えるもの
私はこのことに、とても大きな希望を感じています。


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