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【MBSR報告】マインドフルネスストレス低減法 レッスン7を開催しました

2025年11月2日(日)15:00〜17:30にマインドフルネスストレス低減法(MBSR)8週間コースのレッスン7を、ZOOMで約20名の受講者の皆さんと開催しました。もう終盤に差し掛かりました。

担当する講師は山縣亜己と吉田美由紀。今回のテーマは「生活習慣」です。前半に歩行瞑想、沈黙の中での約40分の静坐瞑想、そして終日プログラム以降の振り返りを行い、後半は体や心に取り込むもののシェア、そして依存的な摂取への対応の学びなどを行いました。

沈黙の静坐瞑想

参加者の皆さんと40分間のガイドなし静坐瞑想を行いました。最初に、自分にとってのアンカー(呼吸や身体感覚など)を選び、そこに注意を向ける時間から始めました。しばらくして、特定の対象を離れ、意識に現れる思考や感覚、音などをそのまま観察する方法へと移行しました。ベルの音が鳴るまで、それぞれが自分のペースで静けさと向き合い、ただ「今ここ」にある時間を過ごしました。終了後には、ゆっくりと目を開け、軽いストレッチをしながら、長時間の沈黙の中で感じた身体や心の変化を丁寧に味わいました。

終日プログラム以降の体験のシェア

終日プログラム以降の体験を振り返るシェアリングを行いました。最初に3〜4名ずつの小グループに分かれ、日常の中でのマインドフルネス実践や気づきを共有しました。各自が2分程度の持ち時間で話すことで、全員が自分の言葉で振り返りを表現する時間を持ちました。その後、全体シェアリングの時間では、数名の参加者が自発的に体験を共有し、グループ全体で学びを深めました。終日プログラムでの静けさや集中の余韻、日常での実践の継続、体や心の変化など、それぞれのリアルなプロセスが温かく交わされる場となりました。

心や体に取り込むもの

「心や体に取り込むもの」。食べ物や飲み物、そして情報やコンテンツなど、私たちが日々取り入れているあらゆるものに意識を向け、それらが自分にどのような影響を与えているのかを振り返りました。ブレイクアウトルームでの小グループ・シェアでは、3〜4名に分かれ、各自が3分ずつ、最近意識を向けたものやその変化について語りました。いつもより少しゆったりした時間設定の中で、自分の内側と外側をつなぐ“取り込み”のプロセスを探求する穏やかな対話が行われました。参加者からは、さまざまな気づきが数多くシェアされ、心と体の両面で“何を取り込むか”が日常の質に直結していることが浮き彫りになりました。

習慣ループ

「習慣ループ」というモデルを通して、依存的な行動の仕組みを学びました。ブラウン大学のジャドソン・ブリューワー博士によるこのモデルは、きっかけ→行動→報酬の3段階で構成されます。ストレスなどの不快感をきっかけに行動が起こり、一時的な安堵がその行動を強化します。マインドフルネスを取り入れることで、この自動的なループに気づきが生まれ、行動が自然に変化していくことが紹介されました。実際に、マインドフルネスによる禁煙プログラムが高い成果を上げている研究も共有され、「気づきが変化の第一歩」であることが印象的に示されました。

次回はいよいよ最終回です。


【MBSRの次回開催予定】

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