You are currently viewing 【MBSR報告】マインドフルネスストレス低減法 レッスン6を開催しました

【MBSR報告】マインドフルネスストレス低減法 レッスン6を開催しました

2025年10月19日(日)15:00〜17:30にマインドフルネスストレス低減法(MBSR)8週間コースのレッスン6を、ZOOMで約20名の受講者の皆さんと開催しました。いよいよ後半戦です。

担当する講師は山縣亜己と吉田美由紀。今回は約40分の静坐瞑想のフルバージョンを行い、後半は中間振り返りアンケートに対する講師からのコメントや、ストレス対応のシェア、そして難しいコミュニケーションに関するワークなどを行いました。

静坐瞑想

今回の静坐瞑想では、約40分間、呼吸や音、身体の感覚、思考や感情といった多様な対象に注意を向ける練習を行いました。
はじめは呼吸をアンカーとして、吸う息と吐く息の流れを丁寧に感じ取りました。
続いて、音や身体の感覚、さらには心の動きへと意識を広げ、それぞれが生まれては変化し、消えていく様子を観察しました。
終盤では、呼吸・身体・音・思考・感情といった全ての対象を一つに含むように、広く開かれた意識を保ちました。
最後に再び呼吸に戻り、今この瞬間の静けさとともに、すべての体験をそのまま受け止める感覚を味わいました。

ストレス対応のシェアリング

今回のストレス対応のシェアでは、「自動的・習慣的な反応」に気づき、それに代わる「新しい対応」を探ることをテーマにしました。
全体として、ストレスへの反応に「気づき」を持ち込み、行動の分岐点で新しい選択肢を見出すことの大切さを共有する時間となりました。

マインドフルネスのコミュニケーションへの対応

今回のテーマは「難しいコミュニケーション」でした。
私たちは対人関係の中で感じるストレスにマインドフルネスを応用し、「S.T.O.P.(い・かん)」の実践とディープリスニング(深い傾聴)のワークを行いました。
参加者はペアになり、一方が話し手として「難しかったコミュニケーションで自分や相手が望んでいたこと」を話し、もう一方は判断せずにただ集中して聞く練習をしました。
話し手として「集中して聞いてもらえる心地よさ」や、聞き手として「思考を止めて聞く難しさ」に気づいたという声がありました。
講師からは「リピートや暗記が目的ではなく、相手に意識を向けることそのものが実践である」とのコメントがありました。
また、集中して聞いてもらえるときの嬉しさや、話す内容以上に、聞く姿勢が関係を変えることについての感想も共有されました。
この体験を通じて、注意を集中して“聞くこと”が関係を癒やす力になるということを、多くの参加者が実感しました。

さらに、マインドフルネスのコミュニケーションへの応用については、ディープリスニングをはじめとした3つの技法を紹介し、これまでトレーニングをしてきたことが難しいコミュニケーションの場面にも応用できることをお伝えしました。

まず、ディープリスニング(深い傾聴)では、思考や感情にとらわれず、相手の言葉や表情に注意を戻し続ける練習を行いました。
次に、グラウンディングの方法として、会話中に不快な感情が生じたときは、足の裏や座面の感覚に意識を向け、心を落ち着ける実践を紹介しました。
そして、S.T.O.P.の日本語版「い・かん」を使い、難しい会話の前後に立ち止まり、呼吸を整えてから対応することで、冷静なコミュニケーションを保つ方法を学びました。
これらの実践を通して、「話す前に気づく」「感じながら関わる」というマインドフルな関係づくりの技法を共有しました。


【MBSRの次回開催予定】

現代マインドフルネスセンターでは、定期的にオンラインのMBSR(マインドフルネスストレス低減法)を開催しています🌳

次回の開催日程は以下のボタンからチェックしてみてくださいね!


【定期瞑想会の詳細】

定期瞑想会は毎週火曜20:00〜20:30に開催しています🌱(参加無料)
【参加方法】メルマガに以下のボタンからご登録ください(匿名、メアドのみ。配信停止も簡単)

毎週火曜日昼のメールで定期瞑想会のZoomのリンクをお知らせします(メルマガでは講座のご案内などもお届けします)

無料瞑想会はLINEでもご案内しています!ご登録はこちらから
https://lin.ee/cescegp


【瞑想と体操で腰痛ケア 4週間動画コース】

慢性腰痛に心身両面からの新しいアプローチ😊動画コースですのでご都合のよいタイミングで視聴できます。はじめの3日間を無料体験できます。コースの詳細は以下のボタンからチェックしてみてくださいね!

コメントを残す