復活したヤクルトの村上宗隆選手が、リハビリのあいだ、
夜の散歩をしていたという話を読んだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f9bd53606475a2ef5796e1fd09258a6de9bd8c1
30分くらいかかる道のりを、
ただ歩くのではなく、
「今」に集中していたという。
「あそこにこんなものがある」
「この道、こんな香りがする」
「この風は、さっきと少し違う」
過去のことを思い返したり、
未来のことを案じたりしても、
結局、今どうすることもできない。
だから、「今」に意識を向ける。
あの村上選手もマインドフルネスを実践していると知って嬉しくなった。
トップアスリートがやっているからすごい、
という話ではなくて、
ぼくたちも同じ道を歩いている、という感覚。
忙しさや心配ごとのあいだにも、
ちゃんと「今」は流れていて、
ふと足を止めて呼吸を感じるだけで、
そこに戻れる。
MBSR(マインドフルネスストレス低減法)の
8週間の学びも、そういうものだと思う。
特別な修行でもなく、
むずかしい理論でもなく、
「今」に立ち戻る練習をしていく。
呼吸、体、思考、感情、
ひとつひとつを丁寧に見つめながら。
それだけで、
ちょっと生きやすくなることがある。
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