マインドフルネスストレス低減法（MBSR）は、1979年にジョン・カバットジン博士によって開発されて以来、世界中で高く評価されてきたマインドフルネス実践プログラムです。その中核にあるのは、継続的な実践と体験を通じて、心身の回復力と柔軟性を取り戻すことにあります。
本プログラムは、全8回（各2.5時間）のレッスンに加え、コース中盤に1日の集中実践（終日プログラム）を含みます。各回にはテーマが設定されており、実践内容も段階的に深まっていく構成となっています。
レッスンの主な構成と流れ：
- 第1〜3回：マインドフルネスの土台づくり
マインドフル・イーティングやボディスキャン、ヨガなどの実践を通して、「今ここ」に注意を向ける感覚を養います。 - 第4〜5回：ストレスとの関係性を見直す
ストレス反応のメカニズムを学び、衝動的な反応ではなく創造的な対応を選択する力を育てていきます。 - 第6回：人間関係におけるマインドフルネス
「集中して聴く・話す」などの対人実践を通じて、コミュニケーションの質と自己理解の両面を深めます。 - 第7〜8回：新たな日常への橋渡し
これまでのプロセスを振り返り、今後も実践を継続していくための個人的な指針を確認します。
特徴は、プログラム全体を通して「日常生活の中でマインドフルネスを育てる」ことが軸となっている点です。
そのため、ホームワーク（1日あたり45〜60分）にも重きが置かれており、レッスン時間外の実践がコースの核となっています。
また、現代マインドフルネスセンターでは受講にあたっては一定のガイドラインが設けられており、心理的・身体的なリスクへの配慮がなされています。必要に応じて精神科医を含む講師陣が安全管理を担う体制も整っています。
MBSRは、知識の獲得ではなく「生き方に静かな変化をもたらす体験の積み重ね」を目的としています。8週間のプログラムの中で、毎回の実践が少しずつ積み重なり、日々の過ごし方や物ごとの捉え方に穏やかな変化をもたらしていくでしょう。
【MBSRの次回開催予定】
現代マインドフルネスセンターでは、定期的にオンラインのMBSR(マインドフルネスストレス低減法)を開催しています🌳
次回の開催日程は以下のボタンからチェックしてみてくださいね！
