表面的な流行では終わらせないために
私たちはいつも
表面的なものに飛びつきがちです。
すぐに効果が出る解決策を求め、物事を単純化しすぎてしまいます。
誰にでも分かるようにと意識しすぎて、逆にばかげたものになってしまうこともあります。
それがマインドフルネスに起きたら、非常に残念なことです。
実際、一時的な流行として扱われてしまった例もあります。
たとえばTM(超越瞑想)のように、今ではほとんど実践されていないものもあります。
私はマインドフルネスがそうなるのを望んでいません。
なぜなら、マインドフルネスはあまりに大切で、世界の未来にとって重要すぎるのです。
気づきの存在としての私たち
私たち人間の学名は
「ホモ・サピエンス・サピエンス」です。
つまり、知っていて、さらに自分が知っていることを知っている存在ということ。
語源はラテン語の動詞で、「味わう」「知る」という意味があります。
ただしこれは「思考で知る」ことではなく、「気づき」を意味します。
私たちは本来、「気づいていて、気づいていることに気づいている」存在なのです。
けれどもそれは理論的な話であって、実際にはそうした筋肉を鍛えなければなりません。
「メタ認知」とも呼ばれるこの能力は、生死に関わるほどの重要性を持っています。
ちょっとしたリラクゼーションや、ストレス軽減だけの手法ではありません。
人類の未来とマインドフルネス
ここには極めて重要な要素があります。
それは、人類が本当に生き延びることができるのかという問いです。
この先の数百年を越えていけるかどうかという根本的な問いでもあります。
私たちが最良の自分でなければ、
多くの証拠が示すように、生き延びられないかもしれないのです。
人間は、無意識のうちに自らを滅ぼす方法を無限に生み出せる存在です。
それは欲望、憎しみ、怒りといった「心の状態」によるもの。
しかし、マインドフルネスを育むことで
それらを自分のものとして抱え込む必要がなくなり、やがて自然に消えていきます。
貪欲・憎しみ・妄想は永続するものではなく、
一種の「無知」が表に出ているにすぎません。
思いやりと賢い関係性
今の地球には、もうそれらを育てていく余裕はありません。
まずは、私たち自身の貪り・憎しみ・妄想を認識する必要があります。
そして、思いやりをもってそれらを解き放つ。
その上で、世界との**「賢い関係性」**を築くための新たな道を見出すのです。
経済、国家、国際関係、環境問題、地球温暖化──
マインドフルネスは、これらすべてに深く関係しています。
世界を変えるための対話
だから私は、定期的に世界経済フォーラム(ダボス会議)に参加しています。
そこには、まさに「世界の支配者たち」が集まり、真剣な議論を交わしています。
彼らの中には、非常に興味深い視点を持ち、
そしてマインドフルネスに関心を示す人々が増えているのです。
それには、明確な理由があります。
これは一時的な流行ではなく、世界が深く求めている願いなのです。
それは、変化の中にある調和へと向かう道。
絶え間ない争いではなく、平和に根ざした方向へと──。
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