6月3日(火)20:00〜20:30に定期瞑想会を開催し、ZOOMで約50名の参加者の皆さんと一緒に静坐瞑想を実践しました。
水野のガイドによって約20分間、静坐瞑想(イスなどに座った姿勢での瞑想)によって呼吸などを感じながら「今ここ」に戻り、心を静め、穏やかな時間をともに過ごしました。
感想
- 「こんなに自分自身にとどまることが難しいのかと思いました。」
- 💬 植田 真史のコメント: 瞑想するからこそ、それを実感できますよね。
- 「途中で一瞬寝落ちしたが、その後意識がしっかりと対象に向くようになり、終わるとすっきりしていた。」
- 💬 植田 真史のコメント: 注意の向き方の変化も気づかれたかもしれませんね。
- 「疲れていたので、気持ちよい夢を見ました。」
- 💬 植田 真史のコメント: 眠ってしまっていたということも、ご自身の今の疲れに気づくきっかけかもしれませんね。
- 「呼吸に集中しにくいとき、呼吸の数を数えたり吸っている。吐いていると言葉を添えたりすると集中しやすくなりました。これからの瞑想の時に使ってみようと思います。」
- 💬 植田 真史のコメント: こういうラベリングと呼ばれる言葉を使うと、集中しやすくなることがあります。言葉を使って集中した後に、言葉を一度外して感覚自体を観察するのも試してみるのも良いでしょう。
- 「簡単そうで一番難しいかも。だからこそ取り組んでいきたいです」
- 💬 植田 真史のコメント: 「ただ座ってここに留まる」というのは、言葉で言うと単純ですが、意外と一番難しいことかもしれませんね。
- 「今日も考えが何度も浮かんできました。人はいつも何かを考えているんですね。」
- 💬 植田 真史のコメント: 普段は気づかないですが、瞑想によって注意を向けてみると、思いや考えがものすごい速さで流れていることに気づきます。まるで川の流れの中に棒を差し入れた時にしぶきが立つように、思考が早く流れていることに気づくことがあります。
- 「座布団を使って半跏で行いました。鼻息のみで呼吸を意識しますが、やっぱり不意に考え事をしてしまいます。思考を邪魔者扱いせずに呼吸に集中できるように精進します。」
- 💬 植田 真史のコメント: 思考を邪魔者扱いせずに、考えは考えとしてそこにあることを認めた上で、呼吸に戻るという練習ですね。
質問
- 「座っているとずっと同じ姿勢でいるのが難しく、そわそわしたくなったり手が動いてしまうのですが、このままでいいのでしょうか?」
- 💬 植田 真史の回答: もし動きたいという気持ちがある場合には、それを認識した上で意図的に動くようにしてください。
- 「私は一時間瞑想しようと思ってするとき、40分経ったくらいから足が痛くて集中できなくなります。この場合、痛みに耐えたり、痛みを観察するなどして、最後まで瞑想を続けた方が良いでしょうか?それともやめても問題ないでしょうか?」
- 💬 植田 真史の回答: 考え方の優先順位としては、まずセルフケアの原則が最優先です。痛みが強い場合はやめるという選択肢は常に持っていて問題ありません。体の状態、心の状態を守るのが一番大切です。その上で、痛みがそれほどでもない、続けられそうな範囲内であれば、痛みを観察したり、他の場所に注意を向けたりして、痛みの感じ方が変化するか試行錯誤するのも良いでしょう。ただし、痛みがかなり強い、限界を超えそうだと感じる時は迷わずやめてください。次回からは設定時間自体を短くするのも一つの手です。
- 「水野さんのガイドで『戻ってくる機会を得られたことに感謝』のようなことをおっしゃっていましたが、注意を向け続けることと、戻ってくることでは、どちらが大切なのでしょうか?その点がはっきりしないので教えていただきたいです。」
- 💬 水野 雄太の回答: 注意が逸れたら戻る、逸れたら戻るを繰り返すことで、今ここに戻ってくる力が養われます。ですから、注意が逸れることは悪いことではなく、それは歓迎すべきことです。もちろん基本的には注意を向け続けることが大切ですが、ずっと向け続けるのはほぼ不可能です。その際には「戻る」ということが非常に大切になります。注意が逸れることを失敗だと捉えがちですが、そういった評価や判断はせず、むしろ「戻る機会を得た」とポジティブに捉えることが大切です。
- 「今私は精神科病院で看護女子として仕事をしていますが、今までと違いストレスというか精神的に疲れてしまい、このような場合でも、瞑想することでストレスを解消することができるでしょうか?」
- 💬 植田 真史の回答: 部分的にはストレスの解消に役立てていただけると思います。ただし、瞑想はストレスの原因自体を取り去るツールではないので、環境の調整など別のアプローチが必要になる場合もあります。瞑想を続けると、不必要にストレスを抱えることが減るのも事実です。例えば、自分に向けられていない敵意を敵意のように感じ取ってしまうような場合、現実をありのままに捉えることで、今までストレスだと思い込んでいたものが実はそうではなかったと気づくこともあります。また、問題を解決する際に、より中立的な視点や俯瞰した立場で物事を見れるようになることで、ストレス解消の補助的な役割を果たすことができます。しかし、マインドフルネスが全てを解決するわけではないと捉えていただくのが良いでしょう。
- 💬 水野 雄太の回答: ストレスには様々な要因があるので、環境の要因を変えていく余地があるかもしれません。自分の心の中で起こっている認知から来るストレスは、マインドフルネスによって距離を取って見つめることで、別の見方をすることができ、ストレスが減ることは確かにあると思います。もしご自分でやりにくかったら、この瞑想会のようなオープンな場にご参加いただいたり、本格的にやろうと思ったらMBSR8週間コースもおすすめです。
- 「セラピーとマインドフルネスは同じですか?」
- 💬 水野 雄太の回答: セラピーにも様々な種類がありますが、心理療法のような意味のセラピーであれば、マインドフルネスがそういったことに活用される場合があります。「マインドフルネス認知療法」というものもあり、マインドフルネスが使われ、合体している部分もあります。より広い意味でのセラピーには、マインドフルネスと関係ない部分もあるかもしれません。
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