MBSRとは、マインドフルネスストレス低減法の略です。
これは私が36年前に開発したプログラムです。
もともとは実験として始めたものでした。
仏教の瞑想実践のエッセンスを、いわば仏教色なしで
アメリカの医療やヘルスケアの主流に持ち込めるかどうかを試すためでした。
医療制度の隙間に落ちてしまう人たちを支え、
彼ら自身が自分のために何かできるよう促すことが目的でした。
つまり、ヘルスケアや医師たちのサポートに加えて、
「自分にしかできないこと」を自ら行うという挑戦だったのです。
それがうまくいくかどうかを見たかったのです。
慢性疾患との取り組み
慢性疾患を抱える人たちと取り組みました。
慢性疾患には完治が難しいものが多いですよね。
しかし、8週間のMBSRを受けた人たちが、医師のもとに戻ってこう言うようになったのです:
「紹介してくれたあのプログラムは、あなたが8年間でしてくれたこと以上の効果が8週間でありました。」
なぜなら、彼らが自らの内なる力を動員したからです。
学ぶ力、成長する力、癒す力──
そして自分自身、自分の体、自分の人生との関係を、
生涯にわたって大きく変え始めたのです。
マインドフルネスの広がり
MBSRはマインドフルネスを育む一つの方法です。
そして、とても効果的な方法です。
- MBCT(マインドフルネス認知療法)
→ うつ病の既往歴がある人向け。重度のうつ病の方にも効果的です。 - MBRP(依存症のためのマインドフルネス)
→ アルコール依存症の方に効果があると示されています。
このように、マインドフルネスに基づく介入法はいくつも存在し、
まるで一つの大家族のようです。
しかし、MBSRでもMBCTでも他のプログラムでも、最も大切なのはマインドフルネスそのものなのです。
多様な入り口と本質
こうしたプログラムには効果を示す科学的なエビデンスがありますが、
これだけがマインドフルネスを育む道ではありません。
たくさんの異なる入り口があります。
大切なのは、どれかの入り口を通って中に入ることです。
- 本を読んでマインドフルネスを学ぶこともできます。
- 仏教のリトリート(瞑想合宿)で学ぶこともできます。
ただし、本当に何を学んでいるかを理解している必要があります。
そうでないと、儀式や形式を本質だと勘違いしてしまいます。
形式そのものは重要ではありません。
大切なのは本質です。
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