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はじめてのマインドフルネス③観察力

本シリーズでは、マインドフルネスについて1から詳しく解説しています。前回の記事(はじめてのマインドフルネス②注意力)では、マインドフルネスの3つの力のうち土台となる「注意力」について説明しました。今回は、その注意力を活かして物事をありのままに受け止める力「観察力」について解説します。

観察力とは

観察力とは、「五感を通して、先入観なく物事を把握する力」です。たとえば、皿洗いをしているとき、何気なく手を動かしているようでも、実は目や手を通じて、泡立ちや汚れ具合、食器の質感など、さまざまな情報を受け取っています。しかし、私たちは日常の忙しさから、そういった感覚を無視しがちです。

観察力を高めることで、そうした小さな気づきを意識的に捉え、物事をありのままに見る力が養われます。その結果、ストレスに振り回されにくくなり、心穏やかな状態を保ちやすくなるのです。

観察力がもたらす効果

観察力が身につくと、日常生活で2つの大きな効果が得られます。

1つ目は、トラブルに対して冷静に対応できるようになることです。たとえば、仕事でミスが発生したとき、「また失敗した、自分はダメだ」と感情的になる前に、「何が原因だったのか」と状況をありのままに見直すことで、的確な対処法を見つけられるようになります。

2つ目は、不要なストレスを減らせることです。たとえば、同僚に挨拶を無視されたと感じたとき、「嫌われたのかも」と考えてしまうことがあります。しかし、観察力が備わっていると、「ただ急いでいただけかもしれない」と冷静に判断でき、無駄な不安や怒りに振り回されなくなるのです。

観察力を鍛える方法

観察力を養うには、マインドフルネス瞑想が効果的です。とくに、次の2つのワークが有名です。

1つ目は「レーズン瞑想」(レーズン瞑想〜五感を使ってレーズンを体験してみよう)です。レーズンを手に取り、見た目、感触、匂い、味わいなどを五感でじっくり感じ取ることで、今この瞬間に意識を集中させる訓練になります。

2つ目は「9点パズル」(9点パズル 〜ありのままに観察する〜)です。固定観念にとらわれず柔軟な思考を促すワークで、物事をありのままに見る力を鍛えられますよ。

まとめ

今回は、マインドフルネスの3つの力のうち、2つ目である「観察力」について解説しました。観察力を身につけることで、冷静な対応力が高まり、不要なストレスも減らせます。次回は、最後の力である「温かさ」についてご紹介しますので、ぜひご覧ください。


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