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【定期瞑想会報告】臥位のマインドフルヨガを約30名で実践しました

4月15日(火)20:00〜20:30に定期瞑想会を開催し、ZOOMで約30名の参加者の皆さんと一緒に臥位のマインドフルヨガを実践しました。

植田真史のガイドによって約20分間、MBSRの臥位のマインドフルヨガ(横たわってゆっくり動く簡単なヨガ)をしました。体の感覚の変化を感じながら「今ここ」に戻り、心を静め、穏やかな時間をともに過ごしました。

感想/質問と講師のコメント


📝 感想①

「始める前はかなり腰が痛かったのですが、少し痛みが軽減しました。」

💬 講師のコメント:
それは良かったですね。マインドフルネスでは、痛みそのものと向き合うことによって、痛みとの関係性が少し変わるということがよくあります。


📝 感想②

「考え事がひっきりなしで落ち着かなかったですが、マシになりました。」

💬 講師のコメント:
「マシになった」というのは、とても素敵な表現ですね。
私たちはうまくいかないことも多いですが、その中で少しでも良い変化に気づき、それを受け取ることはとても大切です。


📝 感想③

「マインドフルネスを始める前に他人の悩み事を聞いていたら、それに汚染されて落ち着かなくなりました。こんな時こそ一つのことに集中する訓練が良いと感じました。」

💬 講師のコメント:
まさにその通りですね。この時間だけは、ただ一つのことに集中する場として、大切にしていただけたらと思います。


📝 感想④

「体を伸ばすたびに『今日は疲れたな』と実感できるようになりました。体の疲れと向き合うことの大切さを学びました。」

💬 講師のコメント:
とても素晴らしい気づきですね。疲れをそのまま受け止める姿勢が感じられて、とても良いと思います。


📝 感想⑤

「最初のときは腰が硬くて床から浮いていましたが、最後には床に委ねられ、体が温かくなった感覚がありました。」

💬 講師のコメント:
ありがとうございます。ご自身の体の状態を丁寧に観察されているのがよく伝わってきます。
良し悪しの判断を少し脇に置いて、そのままの状態を受け入れて動きや姿勢の中で発見することは、とても大切な姿勢です。


❓ 質問①

「頭を上げると首がつらかったです。徐々にできるものでしょうか?」

💬 講師の回答:
はい、多くの方がその姿勢をつらいと感じられますし、私自身もしんどかったですね。
「徐々にできるようになること」もありますが、それ以上に大切なのは、無理をせず、自分の体に合った範囲にとどまることです。
上手く・長くできることが良いとは限りません。
「今の自分にとってどこまで心地よくできるか」を探る姿勢を大事にしてください。
その上で優しく限界と向き合い続けることで、少しずつできる範囲は広がっていく傾向はあります。ただ、それに執着せず、体の声に耳を傾けることを大切にしてください。


❓ 質問②

「目の奥が重だるく、目を閉じると眠たいような感覚が強くなります。その感覚を観察し続ければ良いのでしょうか?」

💬 講師の回答:
はい、好奇心を持って観察してみるとよいでしょう。
「こんな感覚があるな」「目を開けたらこう、閉じたらこう」と、まるで実験するかのように感じてみてください。
そうすることで、自分の体の状態に対する理解がより深まっていくと思います。


❓質問③

「片膝を抱えて頭を持ち上げるポーズのとき、腹式呼吸でお腹が動くために頭の位置が戻ってしまい、ポーズが安定しません。安定したところで止まるべきか、不安定さを観察するべきか、それとも両方試して観察するべきでしょうか?」

👤 講師水野 雄太)の回答:
とても良い問いですね。ご自身の今の状態をそのまま受け止めて観察するという姿勢が大切です。
例えば、あるときは安定する範囲でポーズを保ってみる、また別の機会には少し大きく動いて不安定さを観察してみる、など、毎回の体の状態に応じて自由に選んでよいと思います。
あえてバランスが取りにくいポーズもありましたが、そうした不安定さを「ダメなこと」と評価せず、ただ観察することが目的です。
「不安定でもよい」「フラフラしてもそれが今の自分」と受け止めてみてください。安定も不安定も、好奇心をもって楽しんでいただけたらと思います。

👤 講師植田 真史)の補足:
水野さんの回答にほぼ尽きていますが、最も大切なのは、今の自分の体の感覚に気づいていることです。安定か不安定かは二次的なこと。
それよりも「今、こう感じている」と丁寧に気づくことを大切にしてください。


❓質問④

「マインドフルネスで『痛みとの関係性が変わる』とは、どのように変わることなのでしょうか?」

👤 講師(植田 真史)の回答:
痛みとの関係性が変わるとは、たとえば「私は痛い」から「痛みがある」というふうに認識が変化することを指します。
つまり、痛みと一体化していた自分が、少し距離をとって痛みを客観的に見られるようになる
その結果、痛みの強さは同じでも、それによる苦しみは軽減される、ということが起こります。
これは「脱中心化」とも呼ばれますが、痛みにとらわれない在り方を可能にするものです。

👤 講師水野 雄太)の補足:
マインドフルネスでは、自分の感情の移り変わりや心の状態を、距離をとって眺める訓練をします。
痛みはしばしばネガティブな感情と結びつき、「なんでこんな痛みがあるのか」「できない自分が許せない」など、痛み以上の苦しみ(=苦痛)を生み出します。
しかし、感情を感情としてただ観察できるようになると、痛みを“感覚”として受け止められるようになり、苦しみが減ることもあります。


定期瞑想会は毎週火曜20:00〜20:30に開催しています。(参加無料)
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