瞑想Q&Aでは、瞑想に関するさまざまなご質問に、医師・マインドフルネス講師の筆者がお答えしています。
今回のテーマは、瞑想を中断してしまう場合の対処法についてです。
ご質問内容【瞑想を中断してしまう】
Q.
瞑想中に脚が痛くなったり、集中できなかったりして、どうしても中断してしまいます。
また、途中で来客があると中断せざるを得ないこともあります。瞑想は途中で中断しても大丈夫なのでしょうか?
A.
瞑想を行う際は、できるだけ最後まで続けられるようにしましょう。環境を整えたり、自分に合った時間に設定したりなど、工夫してみてください。
まずは環境を整えよう
瞑想をできるだけ続けるには、中断しないように環境を整えることが大切です。以下に具体例をご紹介します。
①用事が入らない時間帯を選ぶ
途中で来客があったり、電話が鳴ったりしない時間帯を選びましょう。
携帯電話を一時的にナイトモードやおやすみモードに設定しておくと、通知に気を取られずに過ごせます。
②室内を適温に保つ
暑すぎたり寒すぎたりすると、室温が気になって集中できないことがあります。
快適に感じる温度に調整してから瞑想をしましょう。長時間瞑想をする場合は、途中で着脱可能な羽織りを準備しておくのも良いかもしれません。
③一人になれる部屋で行う
家族の声や動きで気が散らないよう、一人になれる部屋で瞑想をすることをおすすめします。
また、瞑想中は声をかけないよう家族に伝えておくと安心して集中できます。家族と一緒に瞑想をするのもよいですね。
こうした工夫で瞑想の中断を防ぐことが大切ですが、非常時などでどうしても中断せざるを得ない場合もあります。それはやむを得ないことです。例えば、私の経験では、瞑想会中に地震アラームが鳴り、中断せざるを得なかったこともあります。
可能な範囲で中断の原因を取り除きつつ、柔軟に対応していきましょう。
短時間から始めてみよう
最初から長時間の瞑想に挑戦すると中断してしまい、自信をなくすことがあります。まずは1日5分程度から始めて、毎日続けることを目標にしてみましょう。慣れてきたら、少しずつ時間を延ばしていけば大丈夫です。
もし瞑想中に脚などが痛くなって続けられない場合は、別の記事【瞑想中の「かゆみ」「しびれ」「痛み」への対処方法 〜瞑想Q&A〜】も参考にしてみてください。
まとめ
瞑想をする際の基本的な考え方は「無理しながら長時間続ける」ではなく「無理なく続けられる時間を設定する」です。
焦らず、一歩ずつ着実に瞑想を続けていきましょう!
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