2月4日(火)20:00〜20:30に定期瞑想会を開催し、ZOOMで約50名の参加者の皆さんと一緒に臥位のマインドフルヨガを実践しました。
植田のガイドによって約20分間、MBSRの臥位のマインドフルヨガ(横たわってゆっくり動く簡単なヨガ)をしました。体の感覚の変化を感じながら「今ここ」に戻り、心を静め、穏やかな時間をともに過ごしました。
参加者のご感想
- 贅沢な時間でした。
- 気持ちよかったです。
- 静座瞑想より、身体を動かす方が、やりやすかったです。
- 沈んでいく感覚がありました
- 今日はお腹が痛いのですが、気づかないようにしていた事に気が付きました。気がついたら、労ってあげたい気持ちになりました。
- 最後の臥位の状態になった時に、最初よりも床にゆだねられている感覚があって、心地良かったです
- 体が固いので初心者にも続けられるこのような簡単なヨガを続けて欲しいと思いました
- ネコのポーズをしたときに、背中に心地よさが広がり、心も心地よさで満たされた気持ちになりました。
- 今日は晩ごはんを少し食べ過ぎた気がしていたが、正にその感覚をはっきりと感じることができました。身体の中が満腹感で苦しかったです。
- 膝を抱えて頭を持ち上げるポーズが、とてもきつかったので、途中で止めて、しばらく休みました
- 限界を優しく探る、という表現が素敵でした。
Q&A
- Q:座って行う観察瞑想についてなのですが、複数の対象への“観察”がしっかりできず、“気付き”から進展していないように思います。“観察”に至れるようになるのは、どうしたら良いでしょうか?
- A:(水野)
- ここでの観察とは、何か特定の対象に意識を集中するだけではなく、さまざまな対象に注意を向け、観察することですね。例えば、呼吸に集中することもありますが、それだけにとどまらず、体の感覚や心に浮かぶ思考、感情の変化なども観察の対象になります。
- しかし、多くの人が「観察がうまくできない」と感じたり、「気づきが進展していない」と思うことがあります。それは自然なことで、無理に「正しく観察しよう」とする必要はありません。
- 観察を深めるためには、ある程度の集中力が必要です。集中が深まることで、対象への気づきが増し、観察がしやすくなります。そのため、まずは深く集中する時間を持つことが大切です。
- ただし、できる・できないにこだわりすぎる必要はありません。逆説的ですが、「観察ができていない」と感じても、それ自体を気にせず、まずは一つの対象に集中できていれば十分です。
- 「観察とはどういう状態なのか?」と試行錯誤しているうちに、ある瞬間、「こういうことかもしれない」と気づくことがあります。ただ、それは体調や心の状態によっても変わるものです。自転車に乗るように、一度できたら必ずできるというものではなく、できるときもあれば、そうでないときもある。そんな気楽な気持ちで取り組むことが、継続する上で大切なのかもしれません。
- A:(植田)
- ご質問の意図を私なりに解釈すると、たとえば「音に気づいてはいるけれど、その性質をしっかり観察できている感じがしない」ということなのではないかと思いました。
- 観察のヒントとして、「音の性質そのものを感じ取る」というガイドがありますが、それが具体的にどういうことなのか、少し分かりにくく感じることもあるかもしれません。
- そこで、私がよく行っている方法をご紹介します。音を聞いたときに、「高い音だな」「低い音だな」「ザラザラした音だな」といった言葉が浮かぶことがありますよね。これは、いわゆる“ラベリング”と呼ばれるものです。
- ラベルを貼ることで、音の特徴を認識しやすくなるのですが、ここで一歩進めて、「そのラベルを一度剥がしてみる」ことを試してみます。私はこれを“アンラベリング”と呼んでいます。
- 例えば、「ザラザラした音」と感じたときに、「そもそも、なぜザラザラと感じたのか?」と改めて観察してみる。どんな響きが、どんな感覚が、そういう印象を生み出しているのか? 言葉の枠を外して、純粋な音そのものを捉え直してみるのです。
- こうしたアプローチを取ることで、音の観察がよりクリアになり、対象への意識が深まるかもしれません。観察のヒントとして、ぜひ試してみてください。
- A:(水野)
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