瞑想Q&Aでは、瞑想に関するさまざまなご質問に、医師・マインドフルネス講師の筆者がお答えしています。
今回のテーマは、瞑想中に「姿勢が崩れた場合の対処法」についてです。
ご質問内容【瞑想中に姿勢が崩れたときの対処法について】
Q.
瞑想を始めて間もないうちは姿勢よくいられるのですが、時間の経過とともに背中が丸まり、肩が内側に入ってしまいます。
こういうときは姿勢を直してもよいのでしょうか?それとも、そのままの姿勢で瞑想を続けた方がよいでしょうか?
A.
姿勢が崩れているなと感じたら、元の姿勢に戻しても大丈夫です。
ただし、その際は「体を動かしている」という意識を持ち、体の感覚に注意を向けつつ、ゆっくりと動かすよう心がけましょう。
反射的に体を動かしてしまわないよう気をつけてください。
瞑想中は体を動かしてはいけない?
姿勢が崩れないのが理想ですが、例えば呼吸へ意識を向けていると、気づかぬうちに背筋が曲がってしまうことはよくあるものです。
そのときに「体を動かしてはいけない」と考えて、そのまま瞑想を続けようとする方もいらっしゃいます。
しかし、背筋が曲がると背中や腰に負担がかかり、呼吸も浅くなりがちです。
そのため、姿勢の崩れに気づいたら、元の姿勢に戻すのがよいでしょう。
その際は、これからご紹介する方法に気をつけながら、姿勢を戻してみてください。
瞑想中の姿勢の戻し方
「いつの間にか姿勢が崩れてしまっていた…!」と気づいても、すぐに戻そうとせず、今の姿勢による体の感覚に注意を向けながら「体を動かす」という意識を持ってゆっくりと姿勢を整えましょう。
姿勢を戻す際の体の変化を丁寧に感じてみてください。
瞑想中は意識を途切れさせず、集中することが大切です。
瞑想は「自分が集中したい対象に意識を向け続ける練習」でもあります。姿勢が崩れたことで自分を責めるのではなく、その状況を活かして、マインドフルネスの練習の一環と捉えてみましょう。
まとめ
今回は姿勢が崩れた場合の対処法について解説しました。
この対処法を応用することで、瞑想中に起こるさまざまな課題や悩みを練習の一環として考えられるようになります。
一見困難に思える状況でも、見方を変えることで自分の成長に繋げられる点が瞑想の素晴らしいところですね^^
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